米を含む有機農産物は、

■〔種まきまたは植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する〕
■〔栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない〕
■〔遺伝子組み換え技術を使用しない〕

という基準をクリアしたものだけに許された呼称です。

そして「有機JASマーク」は、さらに登録認定機関が検査し認定された事業者のみが貼ることを許されます。

私たちファームオアシスの誇る「有機栽培コシヒカリ」は、もちろんJAS認定。農薬も化学肥料も使わず、農場でできた安心な作物を食べて育った牛たち由来の有機肥料で育てた自慢の有機栽培米です。

稲の苗はとてもデリケートで、農薬を使わないと雑草が大量発生するなど、害虫の被害を受けやすくなります。そこで当農場では、通常よりも大きく育てた稲の苗を深めに水を張った田んぼに植え、水面にヌカの膜を作って雑草の発生を抑えるなどの工夫をするなど、田んぼに生息する虫やドジョウといった多用な生き物の生態を把握して共存しながら米づくりに生かしています。また栄養豊かな田んぼにするため、農場の牛たち由来の肥料を活用しています。

そうした日々の手間を惜しまない栽培方法で、通常のお米（慣行栽培米）に比べて生産力が低く手間も時間もかかる有機栽培米を、循環型農業の中に組み込んでいるのです。